「13試合分」の総額が、「1枚」になった
手軽な庶民の娯楽(紙チケット固定額)
高度経済成長期(メキシコの奇跡末期)。安定した通貨のもと、紙チケットを窓口・代理店で固定額面販売。決勝の最高席でも十数〜数十ドル、当時の標準的な週給で買える水準だった。
大地震・ハイパーインフレ下でも庶民の手に
1985年9月の大地震、年率数百%のハイパーインフレ、ペソ暴落、重債務危機。それでも額面は庶民の購買力に合わせて抑えられ、総観客239万4,031人(1試合平均46,039人)、アステカには11万4,000人超が詰めかけた。
AIダイナミックプライシングで最高席160万円超
需要に応じてアルゴリズムが価格を変動。決勝の最高席は6,370ドル→10,990ドル(約160万円超)まで急騰し、最安席でも4,185→5,785ドル。グループステージ最安席も201〜635ドルに達した。
1986年に決勝を含む13試合を現地観戦できた総費用で、2026年は開幕戦の「一番安い席」がたった1枚しか買えない。